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「アレクサンドリア」 を観たい。 [映画]

 「アレクサンドリア」(原題「AGORA」)が、来年3月に公開予定です。

 ローマ帝国末期に地動説を唱える、古代エジプトの数学者(天文学者)のヒュパティアを演じるのはレイチェル・ワイズ。agora01-灯台.jpgagora_パピルス.jpg

 

 

 

 

 

  ファロス島の大灯台や図書館は、想像をかき立ててくれます。

E・M・フォスター『アレクサンドリア』晶文社(1990) のち、ちくま学芸文庫(2010)に収められた。
モスタファ・エル=アバディ『古代アレクサンドリア図書館-よみがえる知の宝庫』 中公新書(1991)
ルチャーノ・カンフォラ『アレクサンドリア図書館の謎』工作舎(1999)
ダニエル・ロンドー『アレクサンドリア』ブンカムラ(1999)-(これは、まだ読んでない)
町田啓『謎の古代都市アレクサンドリア』講談社現代新書(2000)
のちに『学術都市アレクサンドリア』と改題して、講談社学術文庫(2009)に収められる。
ラブレ・フラワー『知識の灯台-古代アレキサンドリア図書館の物語』柏書房(2003)
マシュー・バトルズ『図書館の興亡-古代アレクサンドリアから現代まで』草思社(2004)
ジャスティン・ポラード/ハワード・リッド『アレクサンドリアの興亡』(2009)

 これまでも、アレクサンドリアについてはいろいろ読んではきたのですが、この映画は、少し観点をことにしているようです。とくに、日本の題名は「アレクサンドリア」ですが、原題は「AGORA」。
アゴラ》といえば、私が思い起こすのは、ハンナ・アーレントの政治思想です。「自由人としての生は、他人の現前(presence)を必要とした。したがって、自由の出現自体のためにも、人々は共に集まる場所―アゴラ、市場、あるいはポリス、政治的空間などが必要であった。」
 「主人は、自由を行使するために私的家政の暗闇から抜け出し、アゴラ、すなわち公的領域に現れ、対等者のなかを動き回り、不死の名声を求め競う合うことができた。」(マーガレット・カノヴァン『ハンナ・アーレントの政治思想』未来社1981)アーレントは、古代ギリシアの政治社会からアゴラを抽出しているのだが、映画アレクサンドリアは、ローマ帝国末期のエジプト女天文学者ヒュパティアが主人公。どんなことになっているのでしょうか。

 3月に観てこれたら、またAGORAについてお話したいと思います。それまでに、ダニエル・ロンドーの『アレクサンドリア』も読まなくちゃ、です。


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by DypeWiftify (2020-06-23 12:43) 

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