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骨転移、まだ続く癌との戦い [ガン闘病記]

 術後三ヶ月も経過し、さて九月から職場復帰しようと心構えと準備をしていた。
 しかし、八月のCT検査の結果で、背骨への骨転移がわかった。背中の鈍痛が、術後の痛みを過敏に感じているのかと言われもし、そうなのかと思っていたら、癌の骨転移が原因でした。
骨が溶けて脊髄まで到達すると下肢の麻痺や排尿障害が起こるとのことで、取り急ぎ、骨病変の進行をとめるため“ゾメタ”という薬を静脈点滴うけました。鎮痛剤もMSコンチン錠(10mg)からリリカカプセル(75mg)に呼吸器外科が切り替えようとしていたが、検査結果により、MSコンチン錠(10mg) プラス ロキソニン錠(60mg) それと胃を守るためのパリエット錠と、薬が増えてしまいました。
 九月の中旬から放射線治療を2週間続けることなり、職場復帰は当面お預けです。たしかに背中の鈍痛で、本当に仕事が出来るだろうかと自問自答していたので、状態からすれば当然かなと思う出来事です。ただし、心理的なガッカリ度は大きくて、先の不安感で夜はなかなか寝付けない。

 窓から見える、大好きな夏の青い空と白い入道雲が切ない。


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